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■宗教と信仰
 1.宗教とはあやしいものか?
 2.宗教とは必要なものか?
 3.宗教を信仰している人は普通ではないのか?
 4.宗教は危険ではないのか?何か怖いイメージがある
 5.宗教に頼るのは弱い人間である
 6.信仰すると救われるというのは本当か。信仰を持っていても生きていれば悩むはずである

 


5.宗教に頼るのは弱い人間である

これも良く聞く言葉です。
たしかに宗教に限らず、何かに頼ったりしないで自分の人生は自分で切り開いていく、という方もいるでしょう。そのしっかりした考え方や人生に立ち向かおうという勇気には無条件で賛成です。

でも、よく考えてください。「2.宗教とは必要なものか?」で、外国では自分の信仰する宗教がないほうが不思議に思われるほど、自分の信仰する宗教を持っているほうが普通だという話をしました。と、いうことは外国人のほとんどが「宗教に頼るような弱い人間」なのでしょうか?それは誰が考えてもありえないことです。

つまり、ここにも日本人の宗教に対する誤解があるのです。
結論から言ってしまえば宗教は「頼ることもできるけれども、本来は頼るものではない」のです。

そもそも宗教とは、人が自分を磨き、より自分が理想とする未来を手に入れられるように成長するための方法を教え、手伝うものなのです。どんなに良い教師についても学生が努力しなければ成績が伸びたりはしません。どんなに良いトレーナーについてもスポーツ選手の記録は伸びません。良い教師や良いトレーナーについて自分を磨くことは頼ることでしょうか?それは違います。また、良い教師や、良いトレーナーを探しだし、その教えについていくことは決して頼るなどというものではないはずです。宗教も同じです。

何かに頼ったり、すがったりしないで自分の人生を切り開きたい、そういう人にこそ宗教はとても役に立つのです。

また、ついでにお話しておきますと、宗教が人を助けたり、すがることで救われるということもあるのはなぜか、ということです。これは、今困難を目の前にしている人にいくら厳しいことを言ってもそれは励ましにすらならないことが現実には多いでしょう。だから、その人の困難からの立ち直りや問題の解決をすがることで実現し、そのあと自分でしっかりと未来を切り開いていけるようになっていってもらいたいというのが、宗教による救いや、すがることで救われるのはなぜか、ということなのです。


 

 

 

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